マカは南米ペルーに生殖する植物で、その根は日本のカブのような形をしています。色は赤、クリーム色、黄、黒、ピンク、紫など様々。マカには炭水化物、アミノ酸、ビタミン、ミネラル類が豊富で、なかでも濃い紫色のもの、マカ・ラモーダはフラボノイド等の有効成分が多いといわれています。アンデス一帯で栽培されている穀類のなかでもマカは、アンデスに住む人々にとって最も高い栄養価を誇っていることから、毎日の食生活においてと ても貴重な食品の一つとして数えられています。マカには、糖類、プロテイン、スターチ、ヨード、鉄分といった必須ミネラルが豊富に含まれています。また、マカは新鮮な状態で、或いは乾燥させた状態でも利用されます。新鮮なマカの根はご馳走として客人に供され、サツマイモのように焼きイモにされたりオーブンで焼かれたりして調理されます。 乾燥されたマカは、保存 食として利用され、後で水或いは牛乳を使ってどろどろになるまで根を煮込み、マカ粥として食されます。更にマカチチャと呼ばれる甘くて芳しい発酵 飲料として飲用されることもしばしばです。ペルーのウアカーヨというアンデス高地の主要都市では、マカジャムやマカプリンの人気が高いようです。 ピリッとした味覚と甘い香が、マカの特徴です。健康食品としてマカは注目されています。
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